あたらしい営みがそこかしこで産声をあげはじめた東北のまち。人々の熱気を全編レポートでお伝えします。【東北まぐ!】
2012/05/11 発行 ※画像が表示されない方はこちらからご覧下さい | 配信中止はこちらから |

ただ、新しい建物を作り直すだけじゃだめなんです。帰って来ることの出来るふるさとを創るんです。この春、東京の企業から地元NPOにUターン転職したと青年は、真新しい作業着姿で晴れやかに抱負を語ってくれました。
再開した観光用の路線バス、活気が戻りはじめた魚市場。再び走りはじめた東北では、地元の人と外の人が協力して町に熱を宿しています。
みなさまが東北を訪れるきっかけとなることを願って。東北まぐ、第10号をお届けします。

映画がはこぶ笑顔! |
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![]() アニメ上映の日は、子供たちで賑わいます。 ![]() 移動上映と館の運営に奔走する櫛桁(くしげた)支配人。 ![]() このスクリーンを目指して、車で数時間掛けてやってくる人も。 ![]() みんなで大合唱!移動上映での一コマ。 ![]() 「たのしかったよ」震災後の上映再開に寄せられたお礼の声。 |
三陸の港町、宮古にある生協「マリンコープDORA」。晴れ渡る青空の下、休日の午後を楽しむ買い物客で駐車場は満車です。車から降りた小学生の兄妹が、色違いのリュックサックを揺らしながら勢い良く店内に走って行きました。2人は迷う事なくエスカレーターへ直進し、瞬く間に視界から消えていきました。目指す先は、岩手県沿岸唯一の映画館「みやこシネマリーン」です。
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がれきの河原を花畑に!
美しい花は、華麗さだけはなく心を豊かにしてくれます。今、瓦礫が置かれていた川を、菜の花で埋め尽くそうとする一人の男性がいます。「大槌町菜の花プロジェクト」の金山文造さんです。大槌町を流れる大槌川。以前は、白鳥が悠々と泳ぎ、サケが遡上する、四季折々の風景を楽しめる川でした。しかし、震災後は河川敷は瓦礫置き場となってしまったのです。そこで金山さんが立ち上がりました。川を元通りに、そして亡くなった方の供養にと、瓦礫が片付いた河川敷にて一人でつるはしを握り、土をおこして菜の花の種を蒔きはじめたのです。
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![]() 金山文造さん。 ![]() 大槌川に花を咲かせた菜の花(4月中旬撮影)。 ![]() 児童から送られた菜の花の絵。 |
情報発信のかたち |
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![]() 民家2階が編集部。MACとDTPソフトを使って紙面レイアウトを作成する。 ![]() 「やることは山積みだよ」と川向編集長。 ![]() 週二回、全世帯へ配布される新聞は、行政かの情報を市民へ伝える強力なパイプになった。 ![]() 創刊号一面の写真を撮影した浦山奈穂江記者。
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釜石駅から車で5分、山裾に広がる住宅街の一角に昭和のたたずまいを残す一軒家が建っている。二階の窓には大きな字で「釜石新聞」と書かれた紙が貼られていた。 |
教育の現場から |
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津波の被害で自宅や塾を失った子供たちが、安心して勉強が出来る「場」を取り戻せるように。東京の特定非営利活動法人・NPOカタリバ(代表理事今村久美)が、宮城県女川町と岩手県大槌町で、学習支援を目的とした放課後学校「コラボ・スクール」の運営に取り組んでいる。震災から1年を経たいま、高校受験を終え新たな生活へと踏み出した卒業生たちの思いをきいた。
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![]() 自らの「約束」を語った大槌町の新田君(15)。力強い言葉に、支援者は聞き入った。 ![]() 先期は、女川と大槌で数百名の生徒が勉強に励んだ。 ![]() 女川向学館で教鞭をとる塾講師の山内哲哉先生は、被災者の一人。 ![]() 震災から一年、復興とは程遠い様子の大槌町中心部。 ![]() 「過酷な状況の中だからこそ、進学の希望や将来の夢をあきらめてほしくない」と代表理事の今村さん。 |

![]() 豪華な化粧箱に入っていますのでプレゼントにも最適! ![]() 見ただけで美味いと分かる逸品。いくらとアワビ、めかぶが眩しい! ![]() 今回はほかほかご飯に乗っけていただきます! |
ゴチまぐ!編集部
東北といえば何と言っても有名なのが海産物でしょう。
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編集: 寺坂直毅 岸田浩和 梅澤恵利子
ゴチまぐ: 関 裕作
スタッフ: 野瀬紗也佳
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